設立趣旨
オリオン機械は、1946年(昭和21年)11月に長野県須坂市にて創業いたしました。これまで、当社初のミルカー(搾乳機)の発売を契機として酪農に関する多様な製品開発を進め、その後、酪農機械の開発で培った技術を活かして産業機械分野に進出し、常に挑戦者の気持ちで世界No.1製品を目指した「ものづくり」に取り組んでまいりました。
そのような中で、当社は2016年に創立70周年を迎え、これを機にオリオン機械株式会社と太田哲郎は共同で資金を拠出し「一般財団法人 太田・オリオン財団」を設立いたしました。
当社の経営理念の中に「一級の社会人と一級の製品づくり」という言葉があります。一級の製品を作るには、一級の人材を育てていくことが欠かせません。
私たちが目指す「ものづくり」への想いを若い人達につないでいくことを願い、当財団では、長野県内に学ぶ理工系の学生に対する奨学援助並びに長野県内の学校及び研究機関等に在籍する研究者又は研究団体に対する研究助成を行い、将来社会で活躍し得る有用な人材を育成することを目的として事業を展開していく所存でございます。
これらの事業を通じて、ささやかなりとも長野県の教育の発展、地域社会の人材の育成に貢献することを設立の趣意とするものです。
代表理事 太田 哲郎